2021年07月作成、06月末までの配当受領状況

06月末までの配当受領状況は以下の通り(税引後)

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06月受領分の外国株配当で適用した為替レートは米ドル/円=110円

分析

・新型コロナの終息については、ワクチン接種が進んでおり、希望が見えてきた感。ただしワクチンが足らなくなるなど接種の運用の混乱が起きており、信頼感は無い。国外では変異株による感染再拡大が起きており、予断を許さない状況は変わらず。オリンピック実施は既定路線であり、感染爆発が起こる可能性は大きく、収束はまだ遠い。収束したとしても経済への影響が出てくることは避けられないと予想され、全体的な景気の浮揚は当分先になると思われる。

・配当によるキャッシュインは現状、予定より順調に進んでいる。投資先企業の業績、配当への新型コロナの影響は今のところ軽微。ただし今後の状況は流動的なので楽観できない。

・株価は高値水準。ただしこれは潤沢な資金供給のおかげであり、実態はよくない。経済状況は当面の間低空飛行を続けることを想定。

・国外、国内ともに企業の減配や無配転落には今後も警戒が必要。

・新型コロナ肺炎、米中の対立は依然として大きなリスク。加えて新型コロナの対応やオリンピック実施に関して国内政治への信頼が損なわれつつあり、新たなリスクとなっている。

・為替は円安が進んでいる。株価に関しては経済状況を反映していないという意見が多い。円安に加えて資源価格等が上昇しており、影響が懸念される。ただし保有株にとっては追い風の面もあり、今後の四半期決算の結果に注目したい。

 

方針

日本株のみの配当で税引き後¥2,200,000以上、ドルベースの配当で税引き後¥300,000、外貨建て資産の割合を全体の30%を当面の目標としている。

・外貨建て資産への追加投資の方針としては引き続きETFをメインとしたい。HDV、SPYD、VIG、VGK等のETFへの配当金再投資を予定。特定口座に関しては米国個別株、英国ADRも対象。NISA口座では一部に新興国の個別株も投資対象とする。

・できれば外貨建て資産の追加投資ではドル安と株価の調整時を狙いたい。本年中は円高にも株安にもならず、追加投資のチャンスは来ないかもしれないが、焦らず時期を待つ予定。

・現在の経済状況では受領配当については不透明なため、資金手当ての計画は厳しめを見込む。

日本株に対しても少しづつでも追加投資を行いたい。ただ減配、無配はあり得ると考えて備えておく。

 

備考

社会保険関係の資金手当ての計画。国民年金(4月支払い済)、国民健康保険(6月支払い済)、確定拠出型年金(6月支払い済)、生命保険(7月)、確定拠出型年金(12月)予定。手当済。

・マイナポータルにて前年度の住民税課税の状況を参照し、申告不要が適用されていることを確認した。