2021年08月作成、07月末までの配当受領状況

07月末までの配当受領状況は以下の通り(税引後)

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07月受領分の外国株配当で適用した為替レートは米ドル/円=109円

 

分析

・新型コロナの終息についてはワクチン供給の問題もあり、接種の速度は減少。ワクチン接種を推奨しながらも必要な世代へのワクチン供給が遅延するなど運用の混乱が起きており、信頼感は無い。国内、国外とも変異株による感染再拡大が起きており、予断を許さない状況は変わらず。オリンピックが始まりそれなりに盛り上がっているのかもしれないが同時に感染爆発、医療崩壊ともいえる状況となっている。国民よりもオリンピック実施を優先したことで政府や自治体が何を言っても説得力は全く無くなっている。今後収束したとしても経済への影響が出てくることは避けられないと予想され、全体的な景気の浮揚は当分先になると思われる。

・配当によるキャッシュインは現状、予定より順調に進んでいる。投資先企業の業績、配当への新型コロナの影響は今のところ軽微。ただし今後の状況は流動的なので楽観できない。

・株価は高値水準。ただしこれは潤沢な資金供給のおかげであり、実態はよくない。経済状況は当面の間低空飛行を続けることを想定。

・国外、国内ともに企業の減配や無配転落には今後も警戒が必要。

・新型コロナ肺炎、米中の対立は依然として大きなリスク。また世界中で異常気象が目立つのでこれも大きなリスクになりつつある。加えて新型コロナへの対応やオリンピック実施に関して元々薄かった国内政治、行政への信頼がさらに損なわれつつあり、新たなリスクとなっている。

・為替はやや円安で安定した状況。株価に関しては経済状況を反映していないという意見が多い。円安に加えて資源価格等が上昇しており、影響が懸念される。ただし保有株にとっては追い風の面もあり、今後の四半期決算の結果に注目したい。

・中国株については中国共産党政府の企業へのあからさまな介入が目立つようになってきた。中国株への投資は行っていないが間接的な影響には注意が必要。

 

方針

日本株のみの配当で税引き後¥2,200,000以上、ドルベースの配当で税引き後¥300,000、外貨建て資産の割合を全体の30%とすることを当面の目標としている。

・外貨建て資産への追加投資の方針としては引き続きETFをメインとしたい。HDV、SPYD、VIG、VGK等のETFへの配当金再投資を予定。特定口座に関しては米国個別株、英国ADRも対象。NISA口座では一部に新興国の個別株も投資対象とする。

・できれば外貨建て資産の追加投資ではドル安と株価の調整時を狙いたい。本年中は円高にも株安にもならず、追加投資のチャンスは来ないかもしれないが、焦らず時期を待つ予定。

・現在の経済状況では受領配当については不透明なため、資金手当ての計画は厳しめを見込む。

日本株に対しても少しづつでも追加投資を行いたい。ただ減配、無配はあり得ると考えて備えておく。

 

備考

社会保険関係の資金手当ての計画。国民年金(4月支払い済)、国民健康保険(6月支払い済)、確定拠出型年金(6月拠出済)、生命保険(7月支払い済)、確定拠出型年金(12月)予定。手当済。

・マイナポータルにて前年度の住民税課税の状況を参照し、申告不要が適用されていることを確認済。